「田舎の会社に勤めている20代前半だけど、上司のパワハラが本当につらい。辞めたいけど、我慢して働き続けた方がいいのかな…?」
今時パワハラなんてする人いる?と思うかもしれませんが、残念ながら田舎には当たり前のように「パワハラ上司」が存在します。
- 何をしても、絶対に怒られる
- 1時間に1回は説教させられる
- 理不尽な要求を平然としてくる
といった感じのパワハラ上司が私の会社には実際にいました。
こうなると仕事=上司への対応になるから、毎日が苦痛でしかありません。
「もうやめたい」と思うのは当然です。
ということで今回は、田舎のサラリーマンで上司のパワハラを受けている人の対処方法について解説します。
この記事を読めば、
- 今現在、パワハラ上司に対してどう対応すればいいのか
- 将来に向けて、どう行動すればいいのか
が分かります。
毎日上司のせいで精神がすり減っている…という人は、ぜひ読んでください!
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田舎にパワハラ上司が多い理由
都会よりも田舎の方がパワハラ上司にあたる確率は高いです。
その理由は主に2つあります。
- 昔ながらの体質が抜けきっていない
- 会社が中々対処してくれない
昔ながらの体質が抜けきっていない
田舎の会社はいまだに古い体質が抜けきっていない会社が多いですよね。
- メールで済む報告をいちいち会議にする
- 前例踏襲の仕事が基本
- 上司のいう事は絶対的
といった、効率や生産性を無視した「昔ながらのやり方」をしている会社は、まだまだ存在します。
これは「人の入れ替えが少ない」というところからきていると、個人的には思っています。
転職を良しとしない文化を持っている会社が多く、上の世代はいわゆる「生え抜き」だらけです。
だからなのか「俺はこうやって育ってきた」「俺は上司の無理難題をクリアして成長してきた」という固定観念を持っている人が本当に多いです。
そういった人たちは「変える」ということを極端に嫌うので、いつまでたっても「古い体質」というのが会社から抜けません。
詳しくは「田舎の会社はブラックだらけ!?働きすぎで辛い・辞めたい人がやるべきこと」で紹介しています。

会社が中々対処してくれない
「上司のパワハラを人事に伝えたのに、対処してくれなかった」という事も、田舎では起こります。
実際に私の会社ではありました。
- 「同僚とは飲みにいくな」
- 「俺のいう事だけ聞け」
- 「お前に休みなんてない」
と言ってくる典型的パワハラ上司がいたのですが、まあ会社は放置でしたね。
会社としては一応注意らしいことをしたのですが、配置転換などの具体的な処置は一切ありませんでした。
詳細な理由は分かりませんが、会社として大ごとにしたくないという気持ちがあるのでしょう。
それに、「結局上司のいう事を聞けない若手社員に問題がある」とどこかで思っている節があるから、しっかりとした対応をしないんでしょうね。
パワハラ上司は注意したぐらいじゃ何も変わりません。
実際その後若手社員はやめてますからね。
田舎の会社でパワハラ上司に会っている人は、自分の手で何とかしなければならないぐらいに思った方がいいです。
パワハラ上司の対処方法
では、今現在パワハラ上司の下についている若手社員はどのような対応をとればいいのでしょうか?
私がおススメするのは、次の2つです。
- 人間関係のストレスを減らすために「反応しない方法」を身に付ける
- 転職活動を始めて「転職できる状態」をつくっておく
イメージとしては、
「反応しない方法」を身に付け対処療法的にストレスを下げる
➡ 転職活動を始めて「俺はいつでもやめられる」と心の余裕をつくる
➡ 「会社に残る」「転職する」と選択できる状態にする
といった感じです。
対処法①「反応しない方法」を身に付け、ストレスを下げる
「ストレスの一番の原因は人間関係」とはよく言いますよね。
それほど人々を悩ませる人間関係ですが、あることをするだけで驚くほどストレスがなくなります。
それは「反応しない」ということです。
この方法は「反応しない練習」という本に書かれているやり方です。
この本は、ストレス社会に生きるサラリーマン必見の一冊なのでぜひ読んでほしいところです。
この本によると人間が悩んだり、ストレスを抱えたりする原因は「心が反応するから」だそうです。
たとえば、朝の通勤ラッシュで「今日も混んでいるな」とゲンナリする。これは、心を憂鬱にさせる反応です。心ない相手の態度にイラッとする。これは、怒りを生む反応です。人と会うときも、仕事をしているときも、外を歩いているときも──心は、いつも反応しています。
パワハラを日常的に受けていると、その上司と普通に話している時でさえストレスがたまりますよね。
それは、「この上司のことが大嫌いだ」と心がビンビンに反応しているせいなんです。
では、どうすれば心が反応しないようになるのか。
オススメの方法はラベリングとよばれる手法です。
たとえば、苦手な人の前で緊張してしまったら、「わたしは緊張している」と確認します。長時間テレビやインターネットで遊んでしまったときは、「アタマが混乱していて落ち着かない」「心がざわついている」と客観的に確認します。仕事中でも、家族といるときも、「今、自分の心は、どんな状態だろう?」と意識するようにします。「疲れを感じているな」「気力が落ちているな」「イライラしているな」「考えがまとまらないな」というように、客観的に確認します。 「言葉で確認する」ことを、仏教の世界では「ラベリング」(ラベル貼り)と呼ぶことがあります。
第三者の目線に立ったつもりで、自分の行動を「言葉で確認する」だけで、驚くほど心のざわつきがなくなります。
私は上司に理不尽な要求をされているときはよく「さあ、きょうも〇〇、無理難題を言われているが冷静に対応しているぞ!」みたいに、脳内で実況放送しています。
これが意外にもストレス低減に聞くので、騙されたと思って試してみて下さい。
「反応しない練習」には、ほかにも色々なテクニックがあるので、ぜひ読んでみて下さい。
Audible (オーディブル)で聴くこともできるのでお勧めです。
「【必読=反応しない練習】ストレスを抱えるサラリーマンが読むべき本! 」で詳しく書いているので、こちらの記事もよかったらよんでみてください。

対処法②転職活動を始めて「転職できる状態」をつくっておく
上記の「ストレスを下げる」方法は、あくまで応急処置であり根本的な解決にはなりません。
パワハラ上司が会社に野放しにされている時点で、その会社で働き続けることはデメリットでしかないと思った方がいいでしょう。
では有意義なサラリーマン人生を送るために何をやればいいのでしょうか?
それは「転職できる状態」をつくることです。
転職できる状態になれば
- いつでも辞められる安心感、心の余裕が手に入る
- パワハラ上司に対して強気になれる
- 「転職する」「会社に残る」を冷静に判断することができる
など、人生の幅が一気に広がります。
反対に転職できる状態にならないと、パワハラに耐えられなくて会社を辞めたは良いけど、焦って転職した次の会社も同じようなブラック企業だった…という最悪のパターンにはまる可能性があります。
そうならないために、まだ余裕のあるうちからしっかり転職の準備をして「転職できる状態」になることを目指しましょう。
「転職できる状態」になる具体的な方法
「転職できる状態」になるための具体的ステップとして、私がおススメしたいのは「転職エージェント」への登録です。
「転職エージェント」と聞いて
- 転職エージェントって今すぐ転職したい人が使うものでしょ?
- 転職エージェントってお金かかりそう…
- 自分が希望しない会社に無理やり転職されたりしない?
- そもそも田舎じゃ使えないのでは…?
など不安や心配事を思う人もいるかもしれませんが、そんなことは全くありません。
転職エージェントは
- 今すぐ転職する気が無い人なら、相談だけでもOK
- 料金はすべて無料(エージェントは企業側からお金をもらうから)
- 田舎こそメリットを存分に受けられる
- 気に入らなかったらすぐ辞められる
と恩恵が大きいので、使わない手はありません。
特に意外に思うかもしれませんが、転職エージェントは「今すぐ転職する気がない人でも利用できる」という点です。
転職エージェントは「転職すると決めた人が相談するところ」と感じている方もいるかもしれませんが、「転職を検討している」「転職したいが何をしたいのかわからない」という相談からでも問題ありません。利用したら絶対に転職しなければならないというわけでもないため、ひとりでの転職活動に不安を感じている方にはおすすめです。
(「doda
」のHPより)
ですから、とりあえずの気持ちで転職エージェントに登録してみても全く問題はありません。
ですから、転職エージェントを使って
- 今自分は会社の中でパワハラを受けて苦しんでいる
- 1、2年以内に理想の会社に転職したい
- 転職できるために、これから何を身に付けるべきか?
といったことを担当者のアドバイスを受け、近い将来好きな時に転職できる人間になることを目指すのが最もベストな選択だと個人的には思っています。
転職エージェントに関して詳しくは「田舎サラリーマンの転職エージェント活用法!選び方やおススメを解説」に書いてあります。
こちらの記事を読めば、
- 田舎のサラリーマンが転職エージェントを使うべき理由
- 田舎のサラリーマンにおススメの転職エージェント
- 転職エージェントの上手な活用方法
がすべて分かりますので、ぜひ読んでみて下さい!

パワハラ上司から解放されるために転職活動を始めよう
「パワハラをうけてつらい」「もう会社に行きたくない」
ほんとクソみたいな上司にあたると、毎日毎日精神がボロボロになりますからね。
しかし厳しい言い方になりますが、弱音や愚痴をはいているだけでは現状も未来も何一つ変わることはありません。
パワハラ上司から解放されて有意義なサラリーマン人生を手に入れるためには、今までと違う行動をするしかありません。
その第一歩が「転職活動」です。
転職活動というと「絶対に転職するんだ!」みたいな、大きな覚悟が必要な物と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。
「今すぐ」「とりあえず」「なんとなく」といった、軽い気持ちで初めてOKなものです。
転職活動はやり始めてすぐ成果が出るものではありません。
時間と労力はある程度必要ですから、「ウォーミングアップ」ぐらいの感覚で、とりあえずやってみることが重要です。
それに体力や精神が本当に限界になったら、転職活動する気力すら沸き起こりませんからね。
早め早めの準備が何よりも大切です。
先ほど紹介した「転職エージェント」を今使うか使わないかで、あなたの1年後の人生は大きく変わります。
転職エージェントを使った人は「着々と準備をススメ1年後に理想の会社に転身」できる可能性が大きくあります。
反対に、何も行動しなかった人は「もう限界…会社辞める。だけど、これからどうしよう…」と路頭に迷うかもしれません。
どちらの人生を選ぶのもあなた自身です。
私は死ぬ間際に「俺の人生最悪だったな…」と後悔したくないので、今すぐ行動しました。
この記事を読んだ人の中で、一人でも人生を後悔しないための選択をしてもらえたら嬉しいです。
