長崎県の田舎から東京へ転職して、はや5年。
今では「あの時、都会に転職した自分を褒めてあげたい!」と心から言えます。
東京に転職して一番良かった事は、何といっても給料が上がったことです。
- 手取りが5万円アップ
- 手厚い福利厚生
のダブルコンボで、一気にお金を使える自由度が上がりました。
都会へ転職する前に不安だった「物価の高さ」や「田舎者扱い」も、いざ転職してみれば何にも心配いりませんでした。
もう一度言いますが、「マジで都会へ転職しておいてよかった」と思っています。
ということで今回は、田舎から都会へ転職した私が実際に感じる良かった事や転職した方法などを解説します。
この記事を読めば
- 実際に田舎から都会へ転職すると、どんな良い事があるのか?
- 逆に都会へ転職すると、どんなデメリットがあるのか?
- 都会へ転職するには、どうすればいいのか?
などが分かります。
かつての私と同じように、「田舎から都会へ転職したいけど、どうしよう…」と悩んでいる人に向けて書きました!
ぜひ、参考にしてください!
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田舎から都会へ転職した理由は
私の生まれ育った場所は長崎県の中でも商業施設もない、誰が見ても田舎という言葉が相応しい場所に住んでいました。
大学卒業後は、県内のシステム開発会社に就職。
しかし、結果的に1年で辞めることになりました。
最大の理由は給料です。
- 月給は20万に届かない
- 残業は平均して40時間
- 家賃、交通手当が少ない
給料を少しでも増やすために残業を増やすという悪循環に陥り、自宅に返ったら自分の時間はほぼない状態でした。
私はゲームをすることが多く、どうしても高性能パソコンが欲しいと思っていました。
「趣味に思いっきりお金を懸けたい」
「将来の結婚や子育ての貯金がしたい」
そのためには、今の会社で働いていては一生お金は増えないと思い転職を決意しました。
県内で転職も考えましたが、どうしても給料面で満足のいく会社は見つかりませんでした。
「だったら、都会に転職してキャリアアップして給料を上げよう!」
これが、私が田舎からでようと決心した一番の理由です。

田舎から都会へ転職する際に不安に思ったこと
田舎から都会へ転職しようと決めたものの、不安もありました。
大きくは次の3つです。
- 都会は物価が高い
- 車で移動ができない
- 田舎特有のなまり
まずは物価です。
高校の時に、先生から「都会は物価が高い」ということを口酸っぱく言われていましたので、生計が立てられるのかという点が最も不安に感じていました。
しかし実際は、生活必需品の値段は変わらず、まったくの杞憂でした。
むしろ、車の維持費(ガソリン代、保険代)がなくなったので、田舎にいるときより生活費はかかっていません。
次に移動方法です。
実家ではコンビニも車で行くのが当たり前です。
車だからこそ買い溜めができたり、一目を気にせずに物を購入することができます。
しかし都会では基本的に自転車移動か電車になるため、「大きい商品を購入したり、買い溜めしたりはできないのでは…」と不安に思っていました。
ですが、これも全く問題ありませんでした。
Amazonですべて事足りるからです。
田舎の時はAmazonで日用品を買うとか「逆に面倒くさいだろ」と思っていましたけど、都会ではAmazonが便利すぎて毎日ポチってる勢いです。
最後になまりです。
話しているとどうしても地元のなまりは出てしまいますが、相手に突っ込まれることはほぼありません。
というか、都会でもなまりなのか分かりませんが独特な話し方をする人は結構います笑
ですので「自分のこの話し方だとバカにされるだろうな…」と思っていましただが、5年間でそんなことは一度もありませんでした。
田舎から都会に転職して実際に感じたメリットは?
では実際に田舎から都会に転職してどんなメリットがあったのかご紹介します。
私が感じたメリットは次の4つです。
- 給料が田舎と比べて圧倒的に高い
- 通勤手当が厳密に支給される
- 徒歩圏内に商業施設がある
- 新しいものが早く手に入る
まず、最も良かったのが給料が圧倒的に上がったことです。
具体的には、転職してすぐ5万円近く上がりました。
転職した会社が良かったというより、これが東京の普通クラスの給料だと思っています。
というかやっぱり田舎の給料って安すぎなんですよね。
先ほども言ったように、生活費も田舎の時よりむしろかかっていないので、マジでお金が増えた実感があります。
さらに、通勤手当が全額支給されるのもめちゃくちゃうれしいです。
田舎の会社でも、「通勤のガソリン代」という名目で手当てはあったのですが、計算がカバカバで月1000円とかでした。
しかし都会では、電車代がきっちり全て支給され通勤費用が完全にゼロになったのも、お金が増えた大きな要因です。
あとは、田舎者丸出しですが「徒歩圏内に商業施設があったり」「新しい物が手に入ったり」というのは、素直に感動しました。
会社帰りにお店に寄って、気になったら購入するということができるようになり、買い物が楽しくて仕方ありません。
お金も増えて、プライベートも充実して、まさに田舎から出る前に描いていた生活ができて大変満足しています。
田舎から都会に転職して感じたデメリットは?
逆に、都会に転職して感じたデメリットも紹介していきます。
主に次の2つです。
- 車が持てないので移動に融通が効かない
- 騒音
地元では移動手段はすべて車だったので、車を持てないということに正直フラストレーションがたまることはあります。
田舎では「1、2時間ほどの遠出」がふらっとできていたのですが、都会では「今から遠出しよう」と思ってもなかなかできません。
とはいえ、車を持たない生活も半年もすれば慣れます
先ほども話したように、買い物はAmazonを使えば何でも手に入りますし、わざわざ遠出しなくても楽しい場所が近くにいっぱいありますからね!笑
騒音は都会ならではの問題です。
田舎にいた時は車通りもほとんどなく、たまに通るバイクの音でさえうるさいと思ってしまうほど静かな場所に住んでいました。
しかし都会に出ると基本的に車はひっきりなしに通るし毎日のようにバイクは通ります。
都会に転職して来たばかりの頃は窓すら開けず、カーテンも締めきっていたぐらいです。
まあ、これも正直すぐに慣れます。
強いていうならこの2つをデメリットにあげましたが、それよりもはるかにメリットの方が大きいので、やっぱり田舎から都会へ転職してきてよかったかなと思っています。
田舎から都会へ転職した方法
最後に、私が田舎から都会へ転職した方法を紹介します。
結論から言うと、「リクルートエージェント」を使って転職しました。
転職活動を始めた時は、さまざまな方法を試しました。
ハローワークや転職サイトを使ったり、「マイナビエージェントなど他の転職エージェントも併用していました。
ですが最終的に、「自分の入りたい会社が多く登録されている」リクルートエージェントに絞り、転職活動を進めていきました。
- 転職活動期間は3か月
- 応募企業は10社程度
- そのうち2社から内定
- 転職活動費用は1万円程度(東京での食事や文房具代)
短期集中的にやったため3か月ほどで転職活動を終えました。
さらに、私がラッキーだったのは面接を受けた2社とも交通費を負担してくれたことです。
そのため全体の転職活動費用は東京での食事代ぐらいで済みました。
田舎から都会へ転職したいなら、絶対に転職エージェントは活用した方がいいです。
田舎だとどうしても都会の転職事情だったり、面接の段取りを自分で調整するのは難しいですからね。
転職エージェントは面倒なことはすべてやってくれるので、自分は面接対策に集中できます。
詳しくはこちらの記事「田舎サラリーマンの転職エージェント活用法!選び方やおススメを解説」で紹介しています。
田舎から都会へ転職を考えている人へ
繰り返しになりますが、私は「田舎から都会へ転職してきて心の底から良かった」と思っています。
もしあの時決断せず、今も地元に残ってつまらない毎日を送っていると想像するとぞっとします。
それぐらい都会で働くこと、生活する事は充実感を感じられます。
今は、田舎から都会へ転職したい人にとってチャンスの時だと思います。
- 都会から田舎へ移住しようという人が増えている
- オンライン面接が主流になっている
というのは、かなり追い風だと思います。
特にオンライン面接が主流になったおかげで、
- 面接のための交通費がかからない
- 「とりあえず面接だけでも」と気軽に受けられる
ことは大きなメリットです。
間違いなく、大チャンスです。
私自身、「そもそも転職が初めて」「田舎から都会へ移住することが初めて」と初めて尽くしで不安しかありませんでした。
しかし、転職も都会への移住もやってみれば「意外に余裕だったな」と思っています。
あなたが、もし迷っているのならぜひ行動してみてください!
私と同じように「あの時、田舎から都会へ転職を決断した自分を褒めたい」ときっと思えるはずです。

